帰路

8/16(土)


 ○イギリス最終日
 ICN経由で帰国
 ○韓国一時入国

イギリス最終日

 昨晩は遅かったが、今朝特に早く起きる必要がないので楽だった。昼のフライトの時間
までにとりあえず見残していたホリルード宮殿が見られれば良いくらいの予定しかなかった
ので、宮殿が開く9時半より少し前に宮殿に行くつもりだった。
 今日はエジンバラに来て初めてと言っていいくらい天気の良い朝だった。帰る日に限って
こんな天気というのも良くある話だ。

 YH エジンバラ駅



 宿をチェックアウトして駅で荷物を預け、駅のすぐ近くにある空港へのバス乗り場でバス
の時間を確認してから宮殿に向かったのだが、バス乗り場から宮殿までが思ったより遠く、
20分以上かかってしまった。これでは宮殿を見る時間は30分程しかとれず、それに7£
も払うのはばからしかったので宮殿内を見ることは諦め、建物の写真だけ撮って駅に戻った。

 ホリルード宮殿入り口の建物 ホリルード宮殿


 駅で荷物を受け取ろうとしたら、預け側の方に長蛇の列ができていた。今回は受け取る
だけなのでこの列も自分には関係なかったが、逆だったら時間に余裕があったわけではない
ので焦っていたかもしれない。というのはバスに乗って空港まで行くと、KLMのカウンター
がこれまた長蛇の列だったからだ。
 長蛇の列といっても、飛行機はせいぜい100人乗りのFokker100なので30分ほど並んで
いたら自分の番になった。いつものように荷物を関空で受け取りたいのでスルーラゲージに
してくれと言ってみたのだが係員はできないと言う。いつもできているし行きもできたのに
できないはずがないと言って抗議したのだが、係員が良くわかっていないらしくできないと
しか言わない。どうせICNでは時間があるのでまあいいやと思って荷物をICNで受け取る
ことにしてチェックインを済ませた。
 空港ターミナルはさすがに地方空港のものらしくあまり大きくなかったが丁度フライトの
多い時間帯だからか人は一杯いた。人の流れをかき分けて2階に上がり搭乗ゲートへ向かった
のだが、出国のイミグレは全くなかった。どうやらUSAと同じで入国にはうるさいが出国の
チェックは特になく勝手に出て行けということらしい。


 飛行機はまさに超満員で、通常予備に残してあるはずの席にまで人が座っていた。といって
もそこはさすがに西側の国らしく、飛行機はほぼ時間通りに飛び立った。
 アムステルダムのスキポール空港にも定刻通りに到着。乗り継ぎ時間は1時間半と実に効率
よい。今回の旅は特にトラブルなく順調に終われそうだ。
 ICNまでの飛行機はやはり超満員で係員がボランテイアを募っていた。日本直行便で1日
余裕があるなら受けても良かったが、生憎ICN乗り継ぎで余裕があるとはとても言えないの
で申し出ることはなかったが。



ICN経由で帰国

8/17(日)

韓国一時入国

 機内では韓国の小学生のグループの隣になってしまいいろいろうざかったが、それ以上に
座席の狭さの方が辛かった。B747−400はこれまでにも何度も乗っているが、今回は
特に狭く感じた。途中で足が痺れてきたので立ち上がって少し歩いたりしてなんとか気を紛
らわせていた。


 ICN到着はほぼ予定通り10時過ぎだった。取りあえず入国して荷物を持って4階の
チェックインカウンターに行ってみたらJALの所は長蛇の列ができていた。JALだけで
なく、他のエアラインのカウンターも長蛇の列だったので、この日が韓国人の出国ピーク
だったのかもしれない。JALの方はそれに加えて東京行き、大阪行き、広島行きなどが
集中していたこともあったと思うが、ICNのカウンターでここまで混んでいるのは初めて
見た。
 これはチェックインまでには時間がかかるだろうし、恐らくこの混み具合ではJL962
の方は満席だろうと思い、諦めて当初の予定通り夜のJL964に乗ることにして街に出る
ことにした。
 まず荷物を預けて(W7000)リムジンバスで市内に向かった。昼食を食べようと思っていた
目当ての店が地下鉄3号線沿線にあることから金浦空港まで行き、そこから地下鉄に乗って
ソウル市内に出た。向かった先は歩き方にも載っている参鶏湯で有名な土俗村だった。
 参鶏湯は夏のスタミナ食として知られていることもあり、店は結構混んでいて、入るときは
すんなり入れたのだが出るとき見たら店の外に行列ができていた。味の方は食事の不味い英国
帰りということもあってか一際美味く感じた。

 食事を終えて2時間ほど余裕があったのでどこか観光しようと思ったら丁度隣の景福宮で
イベントのようなことをやっていたのでここを見ることにした。ここも昔来たとき見ている
はずだがはっきりいってほとんど憶えていなかったので丁度良かった。この景福宮は長いこと
李氏朝鮮王朝の王宮として使用されていたところで昌徳宮と良く似ているものの規模はこちら
の方が大きいように思えた。一通り見終えて少し休憩していたら3時半と丁度良い時間になっ
ていたのでソウル駅まで行ってそこからリムジンバスで空港に向かった。


 光化門 景福宮


 池 御殿



 空港に着いたのはフライト1時間半前だった。相変わらず人は多かったがJALのカウンター
はさすがに人もはけており余裕でチェックインできた。出国審査では相変わらず靴まで脱が
されてチェックを受けたがそれほど時間がかからずにゲートまで行くことができた。
 ゲートへ行ってみたら搭乗を待つ人で一杯だった。どうやらこの便も満席らしい。丁度ピーク
期ということもあるだろうが、この路線は結構混むし、機材をジャンボに変更したJALの
判断は正しいといえるだろう。


 関空着も時間通りだったが、神戸行きのリムジンバスがこれまた大混雑で、結局家に帰り
着いたのは11時だった。さすがに疲れた。





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