シャフトよ、抜けろ。買ったばかりのブーツだというのに、1ヵ月ほど前から、ウィールがひとつだけはずせなくなってしまって、ひじょーに困っておりました。


どうしてボルトがはずれなくなってしまったかというと……馬鹿力で無理に回したため、シャフトが固定されたフレーム凹部を、思いっきりなめてしまったんですね。六角レンチを使ってボルトを回しても、反対側のシャフトまでくるくる回ってしまって、まったく緩めることができません(涙)。
シャフトの頭を指で押さえて、空回りするのを防ごうとしても、どうやらボルトが砂を噛んでいるらしく、ちょっとやそっとじゃ緩んでくれないんです。
以前、使用していたブーツなら、両側に六角レンチの穴が空いていたから、こんな事態に陥ることもなかったのになあ。「新しいブーツは、六角レンチひとつで簡単にウィールがはずせるから便利だぞ」と喜んでいたら、思わぬところに大きな落とし穴が……。
うおおおおお。どうすりゃいいんだあああああ。
そんなわけで、1ヵ月前から、僕とボルトの戦いは始まったのでした。

シャフトの頭がツルツルと滑るから空回りしてしまうわけで、指サックをつけて力いっぱい押さえれば、なんとかなるのではないか、と安易に考えたわけです。
しかし。
どうやら、想像以上に、固く締まっちゃってるみたい。ほかにも摩擦の大きい布を巻いたり、指先にブツブツのついたゴム手袋をはめてみたり、といろいろ試してみたのですが、ボルトの緩む気配はまるでナシ。


ふふふ。この釘をペンチで挟んで固定すればオッケーだ。なんて頭がいいんだろう♪
鼻歌を唄いながら、早速六角レンチを差し込んでみる。どきどき。
ぐがあああああ。なんぢゃ、この弱さは。昔、瞬間接着剤で貼りついただけの鉄板を使って、自動車かなにかを引っ張ってしまうCMを見た記憶があるのだが、あれは嘘か? 嘘だったのか?
あきらめてませんか?外せないネジ。
ネジザウルスならどんなネジでも外せます!!
「をを! これこそ探し求めていたものだあ」と目を輝かせる僕。わざわざ名古屋駅前の東急ハンズまで買いに行きましたわさ。



ドリルでシャフトの中央に穴を空け、そこにネジを差し込む。
よっしゃあ、これで大丈夫だあ! と、突き刺したネジをペンチで鋏み固定したあと、六角レンチで緩めようとするが、

その結果、ようやく本日、ボルトを緩めることに成功しました。
いやあ、そのときの快感といったら。
便秘に悩んでいる人が、一気に排便したときの気持ちって、たぶんこんな感じなんでしょうね。

ボルトを1本緩めるために使った費用――7080円(税別)。
……修理に出したほうが安上がりだったかも。

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